10の秘密 最終回・第10話 感想と残った謎まとめ

2020年1月から始まった「10の秘密」も最終回を迎えました。


今まで考察をしてきましたが…外したり、大体当たっていたり…といろいろな角度から観て綴ってきた”10の秘密考察ブログ”も終わります。

視聴率が低めに推移していたようですが、最後まで考察目線で最終回を迎えらえて良かったと思っています。


では、今回の記事では「10の秘密」最終回の感想を中心に、未回収の謎をまとめていきたいと思います。



救いようがないような瞳と由貴子の関係だったが、実は愛もあった


瞳(山田杏奈)と由貴子(仲間由紀恵)の関係は、途中見ていて辛い位でした。
でも最終回では、圭太(向井理)の母・純子(名取裕子)がうまく本音を引き出してくれました。
本当は瞳を愛していたんですね。
由貴子の母としての愛情は、最初から全てが嘘に塗り固められていた訳ではなかったということが分かりました。
そして「私とは違う」と突き放すことが、由貴子の中ではある意味”愛情表現”だったようです。
子どもを誘拐するような母は異常だと自覚していたのだと思います。
ただ由貴子も長沼(佐野史郎)との駆け引きの中で必死だったのかもしれませんね。
瞳は中学生ながら、母の真意を知って「さよなら、お母さん」と告げました。
このストーリーの中で一番泣いたくだりでした。

二本松が翼の部屋を見ていた謎は残ったまま


二本松(遠藤雄弥)は由貴子を逃がすために、今まで受けた恩を返す思いで自分を犠牲にしました。
由貴子は二本松と当初の予定では一緒に逃げるつもりだったようでした。
由貴子は二本松に「今まで巻き込んで悪かった」と伝え、二本松も恩義を伝えていました。
2人は昔ながらの任侠っぽい雰囲気で分かれたように思えます。

そして二本松が翼(松村北斗)の部屋の場所を知っていた件…これは未回収のまま終わりましたね。
あの流れから、翼と二本松は兄弟なのでは?といったような考察をTwitterで見かけましたが、制作側が用意していたミスリードだったのかもしれませんね。


長沼は最終的に会社や社員を守りたかった


長沼の真意はチェインストーリーでも表れていましたが、帝東建設と社員を守りたいという思いだったようです。
その気持ちが極端な行動へと駆り立ててしまったんですね。
実際、まだ自分が帝東建設の社長になる前の10年前、由貴子に別荘で逃げるのを見たと言われた時、すぐに警察に真実を伝えるつもりで連絡しようとしていた姿が描かれていました。
会社を背負う前と後で心境が変化したのだと思います。
でも、由貴子からの提案を受け入れ抜け出せない秘密を抱えてしまいます。
初期の偽装建築のことも、由貴子の進言で相手側の弁護士の買収で乗り切っていましたね。
それで「恐ろしい女」だと言っていた理由がすっきりと判明しました。
観念した長沼は、会社と社員を守るという一貫した気持ちで全責任を負うことを決めていました。
そして宇都宮(渡部篤郎)は矢吹の手帳の原本とUSBを持っていました。
長沼の脇の甘さと宇都宮のキレ…それから二人とも持っていた帝東建設を守りたいというある意味「愛」が表現されていて、「よくまとまっているなー」と感じました。
宇都宮と圭太はお互いを認め合った良い友人関係になっていきそうですね。
同じ女性を一度は好きになった同士としても(笑)
それから、1話で由貴子を電話で脅していたのは長沼だったことが判明しました。
この謎はとても気になっていたので回収されてよかったです。


長沼は翼にも謝罪し、翼もその謝罪を受け吹っ切れた様子でしたね。
母・夏子との連弾を楽しむようにピアノを弾く翼の姿が描かれていて良かったなと思いました。
夏子も病気のため、ピアノで生計を立てることができなくなることを恐れ、長沼を脅していたんですね。
弱さも全てひっくるめて、知らなかった母の姿を知ることができてすっきりとした気持ちになれたのだと思います。


秘密を残しつつ、それぞれの道を歩んでいきそう


由貴子の船爆破はやはり自作自演でした。ダイバーが待機していたんですね。
大金が入ったスーツケースは入れ替えていました。
そして圭太は最終的に由貴子に偽造パスポートを渡しました。
由貴子は最初は「白河由貴子」になりきるつもりだったけれど、別荘での火災が引き金になりそれを捨てたということが分かりました。
圭太が瞳を守るために、10年前の火事について嘘を付き通すと決めたことがきっかけだったということでしたね。
圭太は由貴子がその道を選んだことに責任の一端を感じたのだろうと思います。
由貴子が瞳に愛情を持っていたことも分かり、許す気持ちが生じたようでした。
警察にはパスポートを渡したことは伏せ、菜七子(仲里依紗)にも全部は話さずにストーリーは終わりましたが、秘密は持っていても皆幸せそうでした。
圭太と菜七子も良い関係になるような描かれ方でしたね。

由貴子の悪女ぶりに、最後は由貴子が逮捕直前に自殺するのでは?と考察していましたが、そんな救いようがない展開ではなくハッピーエンドと呼んでも良い終わり方をしてくれてよかったなと思いました。


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